革靴を、ピカピカで思わず足元に目がいくような美しさに仕上げたい時には、ワックスを使いましょう。
しかし、革靴はほかの靴とは素材なども違うので、使い方を間違ってしまうと失敗してしまいます。
ワックスを使うコツを押さえつつ、きれいなピカピカを作り上げましょう。
ここからは、革靴をワックスでピカピカに仕上げるコツを紹介していきます。
なぜワックスを使うのか?
さまざまな革靴をきれいにするクリームがある中でも、よりピカピカを目指すのであればワックスです。
ほかにも、乳化クリームなどさまざまなものが販売されていますが、ワックスに敵うものはありません。
デリケートクリームも使えますが、ピカピカしたツヤという意味では、ほとんどわからないでしょう。
ワックスで磨くにはコツがある
革靴をワックスで磨く際に、コツがあります。
そのまま塗ってしまうと、理想のピカピカではなくなってしまうので気を付けましょう。
量は少しだけにする
誰が見てもピカピカするようにと思うと、ついワックスを大量に取ってしまいたくなるかもしれません。
量をケチってしまうと、光沢が出ないようなイメージがないでしょうか。
実際は量を多くして塗ってしまうと失敗してしまうのがワックスです。
付ける際はちょっと足りないのではないかと感じるくらいの量を取り、磨くようにしましょう。
力は優しく
光沢感をきれいに出したくて、つい力が入ってしまうかもしれません。
ギュっと力を入れてしっかりと磨いたほうがよりきれいになりそうですが、ワックスは優しく塗るのがコツです。
しっかりとワックスを馴染ませるのではなく、ほんの少しを撫でるように付けるのがきれいになるポイントです。
付けるのはつま先とかかとだけ
革靴全体をきれいにしてワックスでピカピカしたいところですが、塗って良いのはつま先とかかとだけです。
ほかの靴と素材も違いますので、全体に塗ってしまうと割れてしまい、逆に汚くなってしまいます。
お気に入りの革靴が履けなくなってしまったら悲しいですので、気を付けましょう。
シワの部分に塗ってはいけない
革靴を履きこなしていると、シワができてしまう場合があります。
このシワを隠して光沢を出したいとワックスを塗ってしまいたくなりますが、塗るのは厳禁な部分です。
特に、シワはワックスを塗ってしまうと、ひび割れしてしまう原因になります。
革靴をピカピカに磨く手順
ここからは、お気に入りの革靴を、ピカピカに磨く手順を紹介していきます。
これからワックスに挑戦してきれいに磨きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
最初に汚れを取る
ワックスでピカピカな仕上げにするためには、はじめに革靴に付いている汚れを取り除きます。
思った以上に汚れは付いていて、そのままワックスを塗ってもいまいちな状態になってしまいます。
昔に塗ったワックスもクリーニングして、きれいに取り除きましょう。
ワックスを付けていく
まずはほんの少しだけを取り、優しく撫でるように付けていきます。
ワックスで失敗しないために、最初は目立たない部分に付けて問題ないか試してみましょう。
大丈夫であれば作業を進めていく、かかとやつま先全体に広げていきます。
光沢を出し仕上げる
ピカピカにするため、ホースブラシを使って全体的に光沢を出していきます。
そして、ポリッシュコットンを使い仕上げれば、さらにピカピカになります。
ここまでできれば、革靴に光沢が蘇り美しくなるでしょう。
まとめ
革靴をピカピカにして皆にもきれいな靴だと思われたい、長持ちさせたいと考えている方も多いでしょう。
定期的にワックスでお手入れしてあげれば、ピカピカは保てます。
ただ、革靴は素材も特殊で、全体的にワックスを塗ってしまうと割れてしまうなどトラブルも発生しやすいです。
まずはコツを押さえておき、手順通り仕上げていくようにしましょう。
自分では不安な場合、靴磨きの専門店などにお願いするのもおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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