結婚式にお呼ばれした際には、失礼がないようマナーをわきまえ、ビシッとフォーマルウェアで整えていくことが大切です。
タキシードやフォーマルスーツに革靴が基本ですが、革靴にもさまざまなタイプやデザインのものがあります。
結婚式にはどのような革靴を選ぶのが適しているのでしょうか。
結婚式の革靴の選び方のマナーをご紹介します。
革靴の素材と色
結婚式のフォーマルウェアには、男性は革靴を合わせるのが基本です。
といっても、革靴にはさまざまなタイプがあるので、どれが最適で、マナーに反しないのか気になるところです。
格式ある結婚式では黒の革靴を選びましょう。
友人のみやカジュアルな結婚披露パーティーなどであれば、ブラウン系の革靴でもかまいません。
革靴といっても本革、合皮など素材もいろいろあります。
ベストなのは高級感もある牛革などの本革です。
もっとも、予算的に難しいといった場合やあいにく土砂降りの雨といった場合には合皮でも大丈夫です。
ただし、いかにも合皮とわかるような、テカテカのビニールのような素材は避けましょう。
本革か合皮かわからないようなものも多いので、高品質な合皮を選ぶようにしてください。
なお、本革の場合、なめし革そのもののスムース革でも、樹脂やガラスでコーティングされたツヤ感のあるエナメル革のいずれでも問題はありません。
不祝儀の場合はエナメル革は適しませんが、結婚式は華やかな演出もOKです。
ただし、本革でも、起毛したスエードはカジュアルな印象になるので適しません。
また、ウロコが目立つヘビ革など、見た目が特殊な革も避けましょう。
紐付きか紐なしか
革靴には紐付き、紐なしがありますが、いずれが結婚式にふさわしいでしょうか。
紐付きは運動靴やスニーカー、ブーツなどのカジュアルな靴をイメージするので、紐なしのほうがフォーマルと思う方もいるかもしれません。
ですが、紐付きのほうがフォーマルなので、結婚式には紐付きの革靴を選んでください。
さらに、紐の通し方にも大きく2種類あります。
紐を通す羽根は、結婚式にふさわしいのは内羽根スタイルです。
もう1種類の外羽根は、紐を通す羽根が甲の上の外側に出ているデザインになります。
結婚式では、靴の甲の部分と一体化した内羽根デザインの革靴を選ぶようにしましょう。
つま先の形
革靴には、つま先の形も複数あるので、選ぶ際は気を付けなくてはいけません。
最も格式の高いフォーマルなデザインは、ストレートチップです。
つま先付近に横に1本線が入ったデザインになります。
最もフォーマルなので、ストレートチップを選べば間違いありません。
一方、パンチドキャップトゥやプレーントゥでもマナー違反にはなりません。
パンチドキャップトゥとは、ストレートチップのトゥの横線の部分に、穴飾りが施されたデザインのものです。
装飾性が高くなりますが、内羽根タイプが多いのでフォーマルな印象を与えてくれます。
プレーントゥは、つま先に何の装飾も施されていないシンプルなデザインのものです。
シンプルなので、結婚式に選んでも問題はありませんが、デザイン的に外羽根タイプが多くなります。
ただし、プレーントゥはストレートチップに次ぐ、フォーマル度の高いつま先のデザインのため、外羽根でも結婚式に使えます。
丁寧に磨いていくこと
どんなに格式の高い革靴を選んでも、汚れていてはマナー違反です。
丁寧に磨いて、ピカピカにして失礼のない状態で出席しましょう。
まとめ
結婚式におすすめの革靴は黒の紐付き、内羽根スタイルで、ストレートチップの本革が最適です。
高級感があれば合皮でも問題はありません。
フォーマルな革靴を選んだうえ、丁寧に磨いてマナー違反のないようにしましょう。
以上、結婚式に履いていく革靴の選び方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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