靴べらをよく見たことがあっても、実際使ったことがない方もいるでしょう。
多少靴が上手に履けなくても、手を使ってギュっと足を押し込む人も多いのではないでしょうか。
しかし、無理やり靴に足を入れてしまうと、傷んでしまいます。
今回は靴べらの使い方を紹介していきますので、覚えておきましょう。
なんで靴べらがあるの?
そんなに靴べらを使用した経験のない方は、なぜわざわざあるのかよくわかっていない方も多いかもしれません。
靴はすべてが簡単に足を入れられるものばかりではなく、無理に押し込まないといけないような時もあります。
特に購入したばかりの靴は、まだ硬さがあり自分の足にフィットしきれていない場合も多いです。
そんな時に靴べらを使えば、きれいに足を入れられます。
無理に押し込んでしまうと、靴の芯材を潰してしまいます。
万が一入れ方が強すぎて芯材を潰してしまったら、購入した時と同じように形をきれいに戻したいと思ってもうまくいきません。
せっかくのお気に入りの靴をダメにしてしまわないように、靴べらはあるのです。
靴べらの使い方
靴べらは使い慣れないと面倒に感じてしまいますが、覚えてしまえばそんなに難しくありません。
まず靴を履く時に足のつま先だけを入れるようにして、かかとは出しておきましょう。
そのまま靴べらを足が入る口のかかと部分に垂直に当て、浮かせて持ちます。
足のかかとを、靴べらを滑らせるような感覚でおろしてみてください。
垂直にかかとを落としている時には、変に靴べらを動かしてしまうと上手にいきません。
逆に破損の原因にもなりますので、動かさないように集中します。
その後、靴べらを優しく抜いたらOKです。
靴べらを使って履く時に、紐があるタイプの靴の場合は入りやすいように緩めておくのもコツです。
靴べらはすぐに出せるようにすると良い
お店などでお座敷がある場合など、気を使って靴べらを必ず置いている飲食店なども多いです。
自宅の玄関に置いておけば、後は外出先のお店で借りれば良いと思っている方もいるかもしれません。
サービスがしっかりとしているお店であれば置いている場合も多いですが、必ずあるとも限りません。
靴べらは長いものばかりでなく、持ち運び可能なコンパクトなものもあります。
1つ持っているだけで万が一靴べらがなくても使えるため、持ち歩くようにしましょう。
靴べらのメリット
ここからは靴べらを使うメリットについて、いくつか紹介していきます。
・靴が今より長持ちする
靴べらを使いこなせるようになれば、足を無理やり靴の中に押し込むことをしなくなるでしょう。
これまで結構靴をダメにしていた方も、長持ちさせることができます。
靴の型崩れも起きにくく、新品で購入した時の形を長くキープ可能です。
特にかかと部分に入っているヒールカウンターを傷めないため、歩行もしやすい状態をキープできます。
・かっこいい
皆で集まっている時に、自分の靴べらを出してスムーズに履いていたらその姿がかっこいいと思われるでしょう。
足が入らないからといって無理やりグルグルしている姿を見せるよりも、スマートにササっと靴べらを出して履くほうがきれいです。
靴べらをスマートに使えれば、皆に所作がきれいで素敵な人だと思ってもらえます。
まとめ
靴べらを使ったことがないと必要ないと感じてしまいがちですが、いつも足を入れる時にグリグリと無理やり入れているようであれば1つ準備しておきましょう。
使い方も一度覚えてしまえばそんなに難しくなく、スムーズにできるようになります。
座敷があるお店など置いているところも多いですが、ない場合も考えられます。
マイ靴べらを持っておくと、どこに行っても安心です。
靴べらを使うようになれば形をきれいに保つことができるため、結果お気に入りの靴を長持ちさせられるようになります。
以上、靴べらの使い方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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