捻挫を予防するための靴選びについて

捻挫,イメージ

捻挫は足首をひねってしまうケガで、その瞬間はとても痛いです。
痛さで歩けなくなり、しばらくは安静も必要です。
歩行や日常生活に支障が出るほか、スポーツができないなど不便な状態を強いられます。
この記事では、捻挫の原因や捻挫を予防するための靴選び、捻挫を起こした際の靴の履き方などをご紹介していきます。

捻挫の原因

理由,イメージ

捻挫は足首をひねってしまうケガの症状です。
バスケットボールやバレーボールなどのジャンプ競技やサッカーなど切り替えし動作が多いスポーツ中に起こす人が多くなっています。
また、デコボコの足場を歩くトレッキングや登山も、捻挫を起こしやすいスポーツの一つです。
スポーツ以外でも、階段を踏み外すことや段差などでつまずき、足をひねると捻挫してしまので注意しましょう。

捻挫を起こしやすい人

捻挫は足をひねるという動作のほか、その人の足の性質や姿勢、歩き方や靴からも影響を受けます。
土踏まずが低い偏平足の方や逆に土踏まずが高すぎるハイアーチの足の方は捻挫を起こしやすいと言われています。
また、足部が外反または内反している場合や足指がうまく使えず踏ん張れない方も要注意です。
さらに、履いている靴が足に合っていなかった場合や靴の中で足が曲がっている場合も捻挫を起こしやすくなります。
捻挫を起こしやすい原因の中でも、靴の問題は解決がしやすいので、自分に足にフィットし、かつ捻挫しにくい靴を選ぶようにしましょう。

捻挫を予防するために

捻挫を予防するためには、自分の足に合ったサイズで、かかとが低く、安定感のある靴がおすすめです。
かかとがしっかりしていて、横方向の動きもサポートしてくれる構造の靴が安心です。
フィット感が良くて軽くて履きやすい靴でも、柔らかすぎる靴は足を簡単にひねる原因になるので避けましょう。
また、靴の中で足指が踏ん張れ、足指を機能的に使えるように、インソールを入れて調整することも捻挫予防に役立ちます。

治療中

捻挫は足をひねった直後こそ安静が必要ですが、治るまでずっと寝ているわけにはいきません。
捻挫した部分以外は元気ですので、スポーツはできませんが、通勤や通学をすることや日常生活を送る必要があります。
治療中の靴は、痛めた部分を圧迫するような靴ではなく、幅広い靴を選ぶようにします。
場合によっては、捻挫した足と、捻挫していない足で別のサイズの靴を履く必要もあるかもしれません。
また、除圧パッドというものが販売されているので、靴を履く際に患部に当ててサポートを図りましょう。
再び傷めないよう、足首用のサポーターをはめるなど、足首や患部に配慮して慎重に過ごすことが大切です。

捻挫後の対策

捻挫が治った後も後遺症として足首に痛みが残ることや足の状態や足指の使い方などができない限り、再び同じような状況になって、捻挫を繰り返してしまう方も少なくありません。
再び捻挫をすることや痛みを助長することのないよう、靴選びをしっかり行いましょう。
おすすめのタイプとしては、かかと周りの芯材が硬くしっかりしており、足首の固定に適したハイカットタイプの紐靴が適しています。
紐でしっかりと結んで、足を固定しましょう。
インソールは外側、内側の縦アーチがサポートされているタイプで、柔らかすぎないものがおすすめです。
偏平足や回内足の方は、整形外科や整骨院、専門のシューズ店などで土踏まずを形成する足底板や回内防止用の足底板を足の形に合わせて作成してもらい、靴の中に入れると、捻挫の予防につながります。

まとめ

まとめ,イメージ

捻挫は激しいスポーツや登山をはじめ、階段を踏み外した場合や段差でつまずくなどして足をひねることで起こります。
捻挫を防ぐには、かかとがしっかりして足指が踏ん張れ、足をしっかり支えてくれる安定感ある靴を選ぶことが大切です。

以上、捻挫を予防するための靴選びについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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