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タップダンスの靴の秘密|軽快な音を奏でるタップスの歴史

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タップダンスはモダンダンスの一種で、床を軽快に踏み鳴らして踊るのが特徴です。
初めて目にした時、なぜあんなにも小気味良い音が発せられるのか不思議に感じた人は多いでしょう。
それはタップスと呼ばれる専用の靴に秘密があります。

タップスダンスの靴は「タップス」

タップダンスを踊るための専用の靴は「タップス」と言います。
つま先部分とかかと部分にタップチップという金属板が付けられていて、それが床を踏み鳴らす時に独特の音を奏でる仕組みになっています。
つま先のタップチップで床を打ち鳴らすのを「ボール」、かかとのタップチップで打ち鳴らすのを「ヒール」と呼びますが、ボールは足の指の付け根に由来する言葉です。
踊りながらさまざまなリズムに合わせて靴底を軽快に打ち鳴らし、靴で演奏するのがタップダンスの醍醐味と言えるでしょう。
タップスはタップダンサーにとって大切なダンスシューズであるのはもちろん、パフォーマンスに必要不可欠な楽器でもあると言えます。

タップスの歴史

タップダンスの起源は一説にはフラメンコやアフリカ民族のダンスにあると言われますが、ヨーロッパやアフリカからアメリカに渡ってきた移民たちの伝統ダンスが発祥と言われます。
18世紀のアメリカではまだ奴隷制度が敷かれており、1739年のサウスカロライナ州で起こった暴動により、労働者が楽しんでいたドラムの使用が禁じられてしまいます。
そこからなんとかして音を出すため、足を踏み鳴らす踊りが生まれたと言われています。
もちろん、当時はタップスなどはありませんので、普段履いている靴の底にコインや廃材を取りつけ、軽快な音が出るよう工夫したものがタップスの原型となりました。

進化を続けるタップス

タップダンス,イメージ2

タップダンスが世界で確立したのは、1920年代にジャズと融合したことが大きいでしょう。
このことから、音楽に合わせてタップする現代のスタイルが確立し、ここからジャズダンスも発展したことで一躍有名になりました。
20世紀にはミュージカル映画などで世界中に広まり、同時に「楽器」としてのタップスもどんどん進化していきます。
靴底でリズムを刻みながら全身でパフォーマンスするタップダンスは決して簡単ではありませんが、人々の感情を発散し、心を癒すために生まれた魂のダンスと言えます。
現在ではさまざまな音楽と融合し、日本の和伴奏とも共演することで、タップスそのものにも大きな進化を与えました。
タップスに特殊な加工を施し、電子音を出すタップスなども登場しており、これからもさまざまなアイディアで創作が行われていくでしょう。

タップスの選び方

タップス選びは難しい部分もありますが、まずは基礎知識を覚えておきましょう。
素材は合皮や本革がありますが、どちらが良いと一概に言えるものではないものの、やはり上級者はアッパーも靴底も本革のものを選んでいます。
本革は使い始めは硬いですが、徐々に自分に合わせて質感が変化し、足に馴染んできます。
手を入れて丁寧に時間をかけて自分のタップスに育てていく必要があり、本格的にタップダンスに取り組む人におすすめです。
タップスの靴底は固い素材で作られている必要があり、グニャグニャだと良い音がしません。
靴ひもで結ぶタイプが多いですが、慣れない場合はストラップで留めるものもあります。
何より大切なのは、自分の足に合ったサイズを選ぶことです。
インターネットなどで購入するのではなく、実際に試し履きしてから購入することをおすすめします。
わからないことはショップのスタッフによく相談し、足にピッタリフィットするタップスを選んでください。

まとめ

タップダンスの靴はタップスと言い、つま先部分とかかと部分に金属板がセットされている特殊な作りになっています。
タップダンサーにとってタップスは楽器です。
ぜひ最高のパフォーマンスにつながるタップスを探してください。

以上、タップダンスの靴のタップスについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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