人間の足の形は、「エジプト型」「ギリシャ型」そして「スクエア型」の3種類に分かれると言われています。
ここでは、その中の「ギリシャ型」について、特徴や知っておくべき留意点などを紹介します。
ギリシャ型に合うシューズについても知識を深めましょう。
足の形は指の長さによって3パターンに分けられます。
ギリシャ型と呼ばれる足型は、親指より人差し指の方が長いことが特徴的です。
人差し指よりも親指のほうが長い足型が日本人には多いです。
人差し指が長いギリシャ型は、日本人の20%ほどだと言われています。
そのほかにも、ギリシャ型の見分け方として、中指から小指にかけて指が短いでしょう。
5本指を揃えた状態の足先を見ると、山のように真ん中が尖った形です。
本来はギリシャ人に多い足の形であることからこのように名付けられたようです。
欧米人によく見られる足型で、20%とはいえ日本人ではエジプト型の次に多いとされています。
実は足の形で行う性格診断もあり、おもしろい結果となっています。
親指より人差し指のほうが長いギリシャ型の足の人は、リーダーシップ力があり行動的な人が多いようです。
いつもポジティブで明るく物事を捉えます。
出世する足型とも言われています。
仕事にも恋愛にも積極的に動くことができる性格です。
しかしながら、男性なら亭主関白、女性ならかかあ天下の性格でもあるので、謙虚さを持つと良いでしょう。
才能豊かで想像力も長けています。
ギリシャ型の足は人差し指が突き出ているため、靴を履いた時につま先が痛くなりがちです。
また、靴の幅はちょうど良いのに、人差し指の分長さが合わないケースも見られます。
そうなると、足先が窮屈で痛くなります。
そして、魚の目やタコができやすくなるという問題も起きるのです。
つま先部分に関して、気が付くと人差し指をいつも曲げて靴を履いている人も少なくありません。
その結果、人差し指が曲がり固まってしまう人もいます。
いずれにせよ、自分に合う形の靴を探すことが重要です。
足先が窮屈であったり人差し指が当たって痛いのを我慢し続けたりしていると、足に負担がかかる一方です。
先に述べたように魚の目やタコができるだけでなく、最終的に膝を痛めることもあるので注意しましょう。
つま先全体を見ると山型になっているので、靴においても先が尖った山型デザインのパンプスなどが向いています。
つま先がスクエアや直線斜め型のシューズではなく、山型であれば長い人差し指にも当たりにくいです。
しっかり人差し指を伸ばしてもつま先に当たらずに済みます。
そうすると、痛くないですし、摩擦も起きず魚の目やタコの予防にもなります。
また、つま先部分が広くスペースに余裕のある形の靴も、ギリシャ型の人向きです。
つま先にゆとりがあると歩くたびにズレないか心配な人もいるでしょう。
その分幅に関してはしっかりと足の広さにマッチしたものを選ぶのがポイントです。
幅がちょうどであればズレにくいです。
シューズ用語で言えば、頭形状がポインテッドかアーモンドトゥになっているものが当てはまります。
スニーカーの場合は、キャンパス生地が柔らかめであればつま先も痛くありません。
柔らかいアッパー部分はギリシャ型でも履きやすいです。
スニーカーもおしゃれデザインであればポインテッド型もあるので探してみましょう。
ランニングなどのスポーツしている人は、人差し指が長いと爪が割れるなどの問題も起きます。
着地の際に人差し指部分が当たることが原因ですが、ギリシャ型の場合、自分に合うスポーツシューズが見つからないケースも少なくありません。
靴を選ぶ時にはしっかりと計測して、長さと幅においてベストなものを慎重に探したいものです。
人差し指が長いギリシャ型の足は、このように靴選びが難しい傾向にあります。
山型デザインのポインテッドかアーモンドトゥ、できるだけ靴の生地が柔らかいものが合っています。
試し履きをする時は履いた感覚はもちろん、少し歩いたり走ったりしてみましょう。
動いてみれば、人差し指の当たり具合や靴のズレなどがわかります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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