さまざまな靴の中でも、特に足が痛くなりやすいのが革靴だと言われています。
革特有の性質が足への負担を大きくし、痛みを発生させてしまうのです。
ここでは、革靴と足の痛みの関係、足痛い時の対処法、靴のフィット感を高める方法などについて説明していきます。
スニーカーを履き慣れている方だと、革靴を履くと足が痛いと感じるかもしれません。
確かに、革靴は防水機能がある反面、柔軟性においてはスニーカーなどに劣ります。
革靴は機能性よりも外観、おしゃれを重視しているのです。
特に履き始めの頃は靴擦れが起こりやすく、かかとが割れたり出血したりする人が少なくありません。
靴擦れの原因は自分に合わない靴を履いていることです。
特に革靴は硬い性質があるため、履き始めの靴擦れが起こりやすいです。
足に合った靴を選んでも、最初の頃は足の痛みを感じる方が少なくありませんが、しばらく履いているうちに靴が足の形状にフィットしてきます。
靴擦れが発生した時は、絆創膏を塗布して患部を保護してください。
ボディクリームで摩擦抵抗を抑えるという方法もあります。
T字型のかかとパッドを革靴に入れることで、歩く時に足にかかる負担を軽減できます。
ハイヒールによく使用されるアイテムですが、通常の革靴にもおすすめです。
パッドは柔軟性があるので、歩く時の足への負担も抑えられます。
特に革靴を長時間履く状況だと痛くなりやすいので、かかとパッドを入れておきましょう。
靴擦れ防止にも役立つので、新しい靴を履くと高確率で靴擦れを起こすという方は試してみてください。
また、靴専用のサポーターも足の痛みを抑えるために便利です。
革靴がキツいと痛みを感じやすいですが、靴の中で大きな遊びが生じる状況も要注意です。
サポーターは遊びを解消し、革靴と足とのフィット感を高めてくれるでしょう。
革は使用を続けると、伸びていく性質があります。
それにより足に合った形状に変化していくのです。
指が痛む時は足囲が狭すぎる靴を履いていると考えられます。
試着した段階ではきつさを感じなくても、いざ履いて歩くとキツいと感じるようなケースもあります。
そうした場合はシューズフィッターを使用し、適度にサイズを大きくしましょう。
ただし、人によって足の形状は異なり、サイズアップによって靴擦れが起こる人もいます。
広げたい部分、そのままにしておくべき部分を見極める必要があるわけです。
シューズフィッター使用時の注意点は、少しずつハンドルを回すことです。
一気に回すと革靴を壊してしまう可能性があります。
また、革靴によってはシューズフィッターを入れることができない場合があります。
シューズフィッターは靴を全体的に伸ばせる反面、微調整が難しいです。
そんな時は靴クリームを使用し、足が痛いと感じる部分を少し伸ばしてみましょう。
革靴は乾燥すると収縮する性質があります。
特に雨天の時に履いて、メンテナンスせずにそのままにしておくと縮みやすいです。
靴クリームのメリットは革に油分を与えられることです。
それにより革が柔軟になって伸びやすくなります。
また、靴クリームは光沢感を引き出し、革に傷が付くのを防いでくれます。
革靴は傷の付いたところから傷んでいくので、傷を発見したらすぐに対処してください。
革靴はもともと硬い性質があるので、足が痛くなりやすいのです。
特に履き始めで足にフィットしていない状態では痛みやすいので、シューズフィッターや靴クリームなどを使用して調整してください。
ここで大切なのは、適度に調整することで、革を伸ばしすぎると逆効果になります。
痛くて履くのが苦痛になっている状況では、かかとパッドやサポーターなどを活用しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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