毎日ビジネスシーンなどで履く革靴のほかに、結婚式などの慶弔時で履くような革靴は下駄箱などに長期保管することになります。
ただ、この時の保管方法がうまくできていないと次に使用する時に白いカビが生えているなんてこともあります。
そうならないように、革靴を長期保管する方法とそして日常的に使用する革靴の保管方法についてそれぞれご紹介しましょう。
革靴を長期保管する時に、履いた後にそのまま下駄箱の中にしまっているとカビが生えてしまいます。
下駄箱の中は、大量の湿気を帯びやすいうえに、汚れをきちんとケアしていないことでカビが発生しやすい環境となり、カビが生えてしまいます。
カビはアレルギーなど健康を害してしまいますので、カビの起きないような下駄箱に環境を整えるなり、革靴を事前にケアして保管するのがおすすめです。
使用頻度の少ない革靴を長期保管する方法についてご紹介しましょう。
保管の際にはまず雑菌を繁殖させないように汚れを落とすことから始めます。
使用した靴は、いったん1日から2日かけて陰干ししてしっかり乾燥させておきましょう。
シューツリーを靴の中に入れて形を整えるようにしましょう。
1日履きつぶした革靴は、歩くごと、動くごとに革がよれた状態になっているためです。
保管の際も付けておくと良いでしょう。
まず、ブラシを使用して靴に付いているホコリなどをしっかりと落としましょう。
ブラシでホコリを落としたら、次に細かな汚れをクリーナーと不要な布切れを使って拭き取っていきましょう。
下駄箱に靴をしまう前に乾燥剤を入れます。
乾燥剤を使うことで水分をしっかり取ることができるでしょう。
乾燥剤の効果を高めるためにも、靴は購入した際に付いていた箱などにしまってからしまうと効果的ですし、カビの原因になるホコリが付きづらくなるのでおすすめです。
そのため、靴を購入したら靴箱はいらないと言ってしまいがちですが、スポット的に使用する革靴の場合は、靴箱も一緒に持ち帰り、保管用に使うと良いでしょう。
靴箱に適度に小さな穴を数ヶ所開けておくと、湿気がこもるようなことにならないのでおすすめです。
ビジネスシーンなどで日常的に履く革靴の保管方法についてご紹介します。
革靴は1足ではなく、できれば3足以上をローテーションすることで長持ちさせることができます。
そのため、1日履いたものはきちんとケアしてから保管するのがおすすめです。
日常的に使っている革靴の保管方法はどのようにしたら良いのでしょうか。
日常的に使っている革靴も同様、形が崩れないようにシューツリーを使って形を整えながらできれば保管されるのがおすすめです。
ブラシを使用してホコリをしっかり落としましょう。
その後、屋外でも屋内でもかまいませんので、しっかりと陰干しをして靴の中の湿気を乾燥させましょう。
人は毎日足の裏にコップ1杯分の汗をかいていると言われていますので、しっかりと乾燥させないとカビやニオイの原因となってしまいます。
カビの発生などを防ぐためにも事前に陰干しをしておきましょう。
日常的に使う革靴の場合は、靴箱に入れる必要は特にありませんが、乾燥剤を靴の中に入れて保管しておくとカビを防ぐ効果が高まり安心です。
いかがでしたでしょうか。
革靴を長期間にわたり保管する場合は、カビが生えないようにしっかりと陰干しをして乾燥させてから、靴の形を整えつつ汚れやホコリをしっかり落とし、乾燥剤を入れて保管するようにしましょう。
そうすることで時間が経過して使用する際もカビが生えることなく、清潔な状態で履くことができますし、靴を長持ちさせることができます。
以上、革靴の保管方法についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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